何回目かの「THIS IS IT」を見た帰りに、唐突に思い出した歌があります。1972年の名曲です。
TODD RUNDGREN の歌に「I saw the Light」という曲があります。トッド・ラングレンは職人！という感じの音楽家で、「アーティスツアーティスト」（ミュージシャンが愛する芸術家）と言われたりすると、来日時の新聞に書かれておりました。
この曲の歌詞が、なんとも素敵です。
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昨夜遅く
何だかおかしいなという気がした
あたりには人っ子ひとりいなかった
君の他には
二人きりで歩いていても
何か変だという感じは消えなかった
そのとき突然 君への強烈な想いが
胸に湧きあがってきたんだ
すると 君はじっと僕は見あげた
答えは一目瞭然だったよ
なぜって 君の瞳に愛の光がきらめいていた
恋愛ごっこはしてたけど
別にどうってことはないと思ってた
あのとき 頭の中に
小さな鐘の音が鳴り響くまではね
だけど 僕は逃げ出そうとした
もっとも逃げたって仕方ないのはわかってた
それまで僕は誰も愛せなかったんだ
生まれて初めて
こんな感情が僕を捉えたのさ
君の瞳にきらめく愛の光に気づいたとき
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THIS IS ITにいたるMichaelは、心身とも調子が良くなかったと言われます。そうかもしれない、と思いながら映画をみる事もよく有ります。
でも、優しい光を、映画をみてる私に与えてくれる気がします。
そして「瞳の中に光を見た」と思います。特にMichaelが微笑むシーンをみたとき、すごく嬉しくなります。
Michaelが居ない事に寂しくなっているとき、Michaelのものではない歌に、元気づけられる事がある、という事に気付き、ごそごぞと、昔のCDを探したりしています。
1972年 ２分５０秒の名曲です。
