犬と猫と歩く日々。

Todd Rundgren、唐沢寿明が好き

エイリアン・アント・ファームの「スムーズクリミナル」

そういうわけで犬猫人3匹で過ごす、人語のない夜です。ほぇぇぇ。妙にエイリアン・アント・ファームの「スムーズクリミナル」が見たくなってしまいました。

地面が順に光る所で、どうしても笑ってしまう。

歌をきいててふと思ったんですが、マイケルの曲は、すごく他の人がカヴァーしにくいと思います。(今さらな事ですね(^-^;;) )

マイケルの歌がうま過ぎるからと思っていたんですが、このエイリアン・アント・ファームのPVを見ててそれだけでもないのかなぁ、と思ったり。

マイケルの作曲、作詞の仕方も特徴的なのかなと思います。一つの音に入れる単語の量とかが独特なのかなと。
スムーズクリミナルを聴いた時に特に思うんです。
出だしの、
As he came into the window
It was the sound of a crescendo
He came into her apartment
He left the bloodstains on the carpet

の所で、でででででで でっでっ/As he came into the window という風に、音と単語をちょこちょこ詰め込んでいく感じが個性的だと思います。

西寺さんが「コード感のないマイケルの曲に…」という事をいってらっしゃったのですが、詞の入れ方も独特です。

マイケルとしては、自分の声と単語の響きが一番綺麗にはまるように詞をあてていっている気がする。なので、意味は通じるけれど、意味深な歌詞になってしまうのか思ってしまった。

エイリアン・アント・ファームが、けっこう歌もうまくて歌いこなしてると思うので、余計にマイケルとの違いはなんなんだろうなんて、いつも考えます。
結局マイケルの歌は、マイケルに合う様に自分で作っているのか?
スティーヴィーワンダーもそういう作り方をしているような。
いや、アーティストの方はみんなそういう風に作っているんだと思うけれど、そのこだわりのしつこさがマイケルは大きいと思うのです。
カヴァーする人泣かせ…

しかし、妙に楽しかった、このPVです。