犬と猫と歩く日々。

Todd Rundgren、唐沢寿明が好き

遠のくスティーヴィーとBAD

昨日の日記を書いたら、無性に「BAD」が聴きたくなってきて、タワーレコードに寄ってきました。

タワーレコードのワゴンコーナーには輸入盤の廉価盤コーナーがあります。そこには「誰でも知っている」ようなアーティストの作品が集めてありJackson5、Jacksons、Michael、かなり集まっていてついつい手にとって眺めてしまう。
BADも当然あり、「1000円かぁ…」とJackson5の「ルッキンスルーザウィンドウ」と比べて悩んだりしながら困っていました。

困りながら、となりのコーナーに目をやると、そちらには「ベスト盤コーナー」が!
こちらにはマイケルは「KING OF POP」が置いてあります。
おっ、癒し効果があると昨日の日記にコメントをいただいた「スティーヴィー・ワンダー」のベスト盤もありました。
アーティストの作品は、本当は時代順に、リリース順に聴いてみたかったりするんですが、それには自分の資金難の問題があったりします。

スティーヴィーを聴きたい、あぁでも「BAD」も久し振りに聴きたい、もう困ってしまう。「BAD」は当時聴けなかったボーナストラックが入ってるようだし、スティーヴィーのベスト盤なんて美味しい所ばかりな気がする。
迷う-迷いに迷って…
そこで間をとって「ダイアナ ロス&ザ スプリームス」のベスト盤を購入、どうしてこうなってしまったんだい?


ダイアナ・ロスは、やっぱり綺麗ですねー!これはNHKの番組で見たんですが、このスプリームス、結成当初、彼女達は社会問題なども歌いたかったそうです。
ところが、モータウンの方針として「ポップで誰でも口ずさめるようなラブソングを軽快に歌わせたい」という事で、ダイアナはすっかりなげやりになってしまったとか。
そこで、歌い方も冷めた様な投げやりな歌い方をしてしまった所、以外にもそれを上層部が「これはイケる!」と気に入ってしまったそう。
そういう事を知ってしまうと、また違う聴き方をしてしまって面白いです。

似た様な話が日本にもありました。美川憲一です。彼も若い頃、気に入らない曲が来て(演歌が嫌だった)「歌いたくないなぁ」となげやりに歌っていたら、「いいじゃない!それ!」とレコード会社の人はその路線で行く事を決定!以来、美川さんはこの感じです。

私、美川さんの歌唱もすごく好きだったりします。
ダイアナ・ロスとの共通点を見つけるとは思いも寄らなかった。
思いも寄らない今日の収穫、遠のくスティーヴィーとBAD。
次タワーに行ったら「美川憲一 ザ ベスト」が並んでませんように!